ヴェルメイユ賞3着のラパリジェンヌ(牝3、C&Y・レルネール、父ザラク)は引き続きジェラルド・モッセ騎手(55)とのコンビで凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月2日=パリロンシャン)へ向かうことが決まった。16日、「エキディア」電子版が伝えている。

モッセ騎手はフォワ賞2着バブルギフトの主戦も務めており、昨年は凱旋門賞で同馬に騎乗している(8着)が、「バブルギフトは昨年同様にとても状態がいいです。ただ、ラパリジェンヌは勝つ可能性を秘めています。だから彼女に乗ります」と3歳牝馬を選択した理由を語っている。

ラパリジェンヌはここまで5戦し、2勝2着2回3着1回と安定した成績を残す地元フランスの3歳牝馬。仏オークスはナシュワから短首差の2着だった。

仏オークス5勝(史上最多タイ)、香港国際競走完全制覇、メルボルンC制覇、レッドカドーで挑んだ天皇賞・春(13年3着)など国内外で活躍し、フランスを代表する大ベテランのジェラルド・モッセ。勝てば90年ソーマレズ以来32年ぶりの凱旋門賞制覇となる。今シーズン限りでの現役引退と調教師転身が有力視されており、その手綱さばきに注目が集まる。

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