<プリークネスS>◇21日=ピムリコ(米国・メリーランド州)◇G1◇3歳◇ダート1900メートル◇出走9頭

米3冠競走の2戦目、プリークネスSはアーリーヴォーティング(牡3、C・ブラウン、父ガンランナー)がG1初制覇を果たした。鞍上はホセ・オルティスで勝ちタイムは1分54秒54。好位2番手追走から直線で抜け出し、内を伸びたエピセンターの猛追を振り切った。

アーリーヴォーティングは東海岸のG2ウッドメモリアルSで2着になった後、ケンタッキーダービーをスキップし、ここを目標にしてきた。通算成績は4戦3勝2着1回。管理するチャド・ブラウン師は17年クラウドコンピューティングに続くプリークネスS2勝目となった。

超ハイペースだったケンタッキーダービーとは一転し、前半400メートル通過24秒32、同800メートル通過47秒44のスローペース。人気を集めたケンタッキーダービー2着馬エピセンターは道中後方2番手から2着まで追い上げるのが精いっぱいだった。ケンタッキーオークス馬で牡馬に挑んだシークレットオースは4着だった。

現地最低人気でケンタッキーダービーを制したリッチストライクはプリークネスSを回避し、最終戦のベルモントS(G1、ダート2400メートル、6月11日=ベルモントパーク)へ向けて調整されている。

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