ジョーカプチーノ

父マンハッタンカフェ、母ジョープシケ(母父フサイチコンコルド)。G1勝ち鞍は09年NHKマイルC。

現役時代はマイル以下の短距離戦でならした実力馬だ。デビュー戦は08年9月の札幌ダート1700メートル(2着)。砂を続けて使われ、4戦目に初勝利を挙げた後、芝に転向。初芝の3歳初戦クロッカスSこそ7着に敗れたが、その後は萌黄賞、ファルコンSと連勝。ニュージーランドT3着でマイル適性も示し、次戦のNHKマイルCで3歳マイル王の称号を手に入れた。当時は10番人気での勝利。勝ち時計の1分32秒4はレースレコード(当時)で、同馬を管理する中竹師、藤岡康騎手にとっても初めてのG1タイトルとなった。次戦のダービーで最下位18着に敗れた後、脚部不安で1年5カ月の休養を挟んだが、5歳時のシルクロードSでトップハンデ58キロを背負い、重賞3勝目をマーク。年を重ねても短距離重賞で通用するスピードを見せた。

種牡馬入り後は種付け頭数が少ないにもかかわらず、初年度産駒ジョーストリクトリが17年ニュージーランドTを勝つなど、活躍馬を輩出。同年の種付け頭数は107頭とブレークした。昨年はナムラリコリスが函館2歳Sを勝利している。21年の種付け頭数は23頭。JRAに登録のある産駒の半数以上は父同様、芦毛だ。

種付け料は受胎条件で30万円。

ビッグレッドファーム関係者のコメント 芝、ダート問わず、(産駒の)JRAの勝ち鞍の90%はマイル以下のレース。圧倒的なパワーとスピードで先行し、そのまま押し切るのが産駒の特徴であり、魅力です。勝ち上がり率は60%を優に超えています。

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