ナダル

父ブレイム、母アセンディングエンジェル。

米トレーニングセールで圧巻のパフォーマンスを見せ注目を集めると、デビューから4戦連勝で20年米G1アーカンソーダービー優勝。2番手追走から抜群の手応えで4角を回り、2着馬を3馬身引き離す完勝だった。勝ちタイム1分48秒34は過去10年の最速。続くケンタッキーダービーでは前売りオッズで1番人気の評価を得たが、5月下旬の調教中に右前脚を骨折し、直後に引退が発表された。通算成績4戦4勝(うちG22勝、G11勝)。父ブレイムは10年BCクラシックでは、当時無敗の19連勝中だったゼニヤッタを破って優勝するなど通算成績13戦9勝(うちG13勝)。

種付料は400万円。

社台SS関係者のコメント 大柄で迫力満点の馬体が目を引きますが、この馬体でありながら、アメリカの2歳トレーニングセールでは好時計を出して高評価を得た馬です。これだけ大柄でありながら早い時期から好時計をたたき出す仕上がりの早さ、そして身体能力はまさに規格外の大物と言えると思います。父のブレイムの産駒からはフランスオークス馬が誕生していますし、そのブレイム自身も血統のイメージよりもはるかに柔軟性が目立つ馬ですから、その特徴がよく表れている印象です。大柄なのに柔軟で力強く、そしてクイックに動けるスピードも持っているという特別な馬です。大きすぎる産駒はいないのですが小さく生まれることも回避した、というような総じて適正体重の範囲内に産駒が生まれている印象です。

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