ダノンキングリー

21年安田記念で、悲願のG1制覇を達成した。直線外に出されると一気に脚を伸ばした。前走の20年天皇賞・秋は12頭立ての12着。7カ月ぶりの一戦は8番人気と低評価だったが、最強マイラーの2着グランアレグリアを頭差退けて見事に復活した。前走最下位からのJRA・G1制覇は84年のグレード制導入後、JRA所属馬では初めてだった。

2歳の18年10月にデビュー。無傷の3連勝で19年共同通信杯を制し、皐月賞3着、ダービー2着など早い時期から活躍した。21年香港マイル8着がラストランとなった。通算14戦6勝。父ディープインパクト、母マイグッドネス。半兄ダノンレジェンドは、16年JBCスプリントを含む重賞9勝を挙げて種牡馬入りした。

種付け料は受胎確認後250万円。

社台SS関係者コメント 安田記念では、グランアレグリア、シュネルマイスター、インディチャンプ、ダノンプレミアム、サリオス、ラウダシオン、G1馬6頭の好メンバーを上がり33秒1の豪脚で差し切り悲願のG1制覇を達成しました。勝ち時計は1分31秒7の好時計。スピードとパワーを兼ね備えています。血統表は日米のチャンピオンサイアー、名牝のスクラムを組んだ形になっています。計3代3月25日生まれ。ディープインパクト、サンデーサイレンスと同じ誕生日に生まれ、G1を勝って当スタリオンにやって来るという、縁を感じる馬です。しなやかで地面に吸い付いているような歩様は、まるで31年前初めてこの地に立ったサンデーサイレンスを思わせるような立ち居振る舞いです。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】