<仏1000ギニー(プールデッセデプーリッシュ)>◇16日=パリロンシャン(フランス)◇G1◇3歳牝◇芝1600メートル◇出走13頭

フランス牝馬クラシック初戦の仏1000ギニーは伏兵クールサンバ(J・ルジェ、父ザワウシグナル)が制した。勝ちタイムは1分39秒28。

ルジェ厩舎の主戦クリスチャン・デムーロを背に道中は中団のインを追走。直線はしぶとく馬群を割って抜け出し、断然人気の英1000ギニー覇者マザーアースをねじ伏せた。デビュー2戦目にサンクルーで芝1200メートルの未勝利戦を勝った後は5連敗中だったが、うれしい重賞&G1初制覇。クリスチャン・デムーロ騎手は16年のラクレソニエール以来の仏1000ギニー2勝目となった。

1馬身4分の1差2着が人気を集めていたクリストフ・スミヨン騎乗の英1000ギニー覇者マザーアース(牝3、A・オブライエン、父ゾファニー)。愛オークス馬チキータ、オブライエン厩舎のG1馬マジックワンドを姉に持つ2番人気フィロメーヌ(牝3、A・ファーブル、父ドバウィ)は6着。2歳G1マルセルブーサック賞覇者のタイガータナカは12着だった。

クールサンバの父ザワウシグナル(父スタースパングルドバナー)は14年に2歳G1モルニ賞を勝利。半弟には日曜新潟メインの弥彦Sを制したユニコーンライオン(牡5、矢作)がいる。

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