<英1000ギニー>◇2日=ニューマーケット・ローリーマイル(英国)◇G1◇3歳牝◇芝直線1600メートル◇出走11頭
英国の牝馬クラシック初戦はマザーアース(牝、A・オブライエン、父ゾファニー)が制した。勝ちタイムは1分36秒37。
管理するアイルランドのエイダン・オブライエン師は英1000ギニー7勝目。鞍上のランフランコ・デットーリ騎手(50)はこれが英1000ギニー4勝目、英国クラシック通算20勝目となった。
クールモアグループが所有するマザーアースは2歳シーズンに8戦1勝。フィリーズマイル3着、BCジュベナイルフィリーズターフ2着とG1で好走していたが、この日は3歳シーズン初戦で6番人気の伏兵だった。4歳上の半兄トリリオネアはゴドルフィンが所有し、日本で走っていた(小島太厩舎でデビューし、16年朝日杯FS6着)。
1馬身差の2着がサフロンビーチ(牝3、J・チャップルハイアム、父ニューベイ)。オブライエン厩舎の主戦ライアン・ムーアが騎乗し、1戦1勝ながら1番人気タイだったサンタバーバラ(牝3、A・オブライエン、父キャメロット)は4着。2歳G1チェヴァリーパークS覇者で同じく1番人気タイに推されていたマーフィー騎乗のアルコールフリー(牝3、A・ボールディング、父ノーネイネヴァー)は5着。吉田照哉氏(社台ファーム代表)所有のスターオブエマラーティ(牝3、J&Tゴスデン、父プライドオブドバイ)は9着だった。