41回目を迎えた岩手3歳3冠の第1弾、ダイヤモンドカップ(M1、ダート1600メートル)が2日、水沢競馬場で行われ、圧倒的1番人気リュウノシンゲンが快勝し、重賞4連勝を飾った。

好スタートから楽に2番手をキープ。3角手前で先頭に立つと、あとはもう危なげのない独走だった。重賞は通算6勝目。

坂口裕一騎手は「前めの競馬を心がけていましたが、スタートから気の悪さを若干見せたので気合をつけて2番手に押し上げることができました。3コーナーで先頭に立って少しフワフワしたところがありましたが、直線でハミを取ってくれましたから大丈夫だなと思いました。前走(スプリングカップ)後も結構な調教メニューをこなしましたが、それでプラス体重でしたからね。また成長したなと思いました。次は未知の2000メートルですが、ほかの馬たちも同じこと。折り合いさえつけば問題ないと思っています」と振り返った。

菅原勲師は「馬体重を500キロに乗せることができましたし、勝ちタイムもいい。納得の結果です。強いて課題を言えば今回、道中で若干折り合いを欠いたこと。それでも直線で突き放しましたからね。強いレースだったと思います。次走は予定どおり東北優駿(岩手ダービー)へ直行します」とコメントし、次の東北優駿(岩手ダービー、ダート2000メートル、6月13日=水沢)に手応えを感じていた。

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