カリフォルニアクローム

父ラッキープルピット、母父ラヴザチェイス(母父ノットフォーラヴ)。G1勝ち鞍は14年サンタアニタダービー、ケンタッキーダービー、プリークネスS、ハリウッドダービー、16年ドバイワールドC、パシフィッククラシックS、オーサムアゲインS。

2歳から6歳まで米国とドバイで27戦し、16勝。2歳4月のデビューから少しずつ実績を積んだ。米3冠競走初戦のケンタッキーダービーは1番人気に応えて完勝した。次戦のプリークネスSで2冠を成し遂げて、ベルモントSでは4着に敗れるも、3歳時にG1を4勝。エクリプス賞最優秀3歳牡馬、同年度代表馬の称号を手にしている。

4歳時はドバイワールドC2着後の故障で休養に入り、明け5歳から戦列復帰。前年2着だったドバイワールドCをレコードタイムで勝つなど、G1・3勝を上積みした。BCクラシックでは新星アロゲートとのマッチレースには敗れたが、3着馬には10馬身以上の着差をつけて地力を誇示した。同年、2度目のエクリプス賞年度代表馬となった。

6歳1月のペガサスワールドC(9着)を最後に引退、種牡馬入り。17、18年はチリでもシャトル種牡馬として供用された。現3歳世代が初年度産駒。昨年、日本に輸入されて種牡馬生活の再スタートを切った。父父エーピーインディの血を引く産駒は日本でも活躍馬が多く、同馬の産駒にも大きな期待がかけられている。

種付け料は受胎条件で400万円。

アロースタッド関係者のコメント

昨年は展示会を欠席してしまったので、みなさまへのご紹介が長い間できずにいました。昨年は143頭の繁殖牝馬と交配いたしました。種付けもものすごく上手で無駄な動きがなく、種牡馬としては超が付くほどの優等生です。日本での初年度産駒が誕生し始めていますが、どの馬も均整の取れた手先の軽い、走りそうな馬ばかりです。米国では初年度産駒がデビューしており、仕上がりの早さも問題ありません。

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