モーニン

父ヘニーヒューズ、母ギグリー(母父ディストーテッドヒューマー)。G1勝ち鞍は16年フェブラリーS。

14年3月に行われた米OBSのセリで33万5000ドルにて落札され、日本で競走馬生活を送ることになった。デビューは新馬戦もとうに終わった3歳5月だったが、既走馬相手に5馬身差の圧勝を飾ると、4連勝で一気にオープン入りを決めた。5戦目の武蔵野Sでは1番人気3着に入り、3歳シーズンを終えた。

古馬となっても勢いは衰えることはなかった。4歳初戦の根岸Sで初のタイトルを手に入れ、続くフェブラリーSも制覇。デビュー288日目でのJRAダートG1勝利は史上最速、1分34秒0の走破時計もレースレコードだった。その後は勝ち鞍が遠くなる時期もあったが、6歳時には韓国に渡ってコリアスプリントを優勝。長らく一線級の相手と戦い続けた。

20年から種牡馬入り。ダートのトップサイヤーであるヘニーヒューズの後継種牡馬として、同じ父をもつアジアエクスプレスとともに活躍が期待されている。

種付け料は受胎条件で50万円。

優駿SS関係者のコメント

昨年は日高地区では最多となる190頭との交配を行いました。好馬体に加え、サンデーサイレンス系と交配可能な血統構成、JRAダートチャンピオンサイヤーとなったヘニーヒューズに対する印象の良さなどが要因に挙げられます。

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