ミッキーアイル

父ディープインパクト、母スターアイル(母父ロックオブジブラルタル)。G1勝ち鞍は14年NHKマイルC、16年マイルCS。

デビュー時から段違いのスピードでライバルを圧倒してきた。デビュー2戦目の京都芝マイルを2歳レコードとなる1分32秒3で勝利すると、そこから5連勝でNHKマイルCを制覇。好スタートから後続を寄せ付けない逃げで結果を出し続けた。3歳で挑戦した安田記念は不良馬場もあって16着に終わったが、5歳時には重賞4戦4連対。マイルCSでG1・2勝目を挙げるなど、良馬場で逃げた際は【8・1・0・0】。キャリアを通じて快足を見せつけた。16年の最優秀短距離馬にも輝いた。

種牡馬生活は今年で5年目に入った。初年度からシャトル種牡馬としてオーストラリアに渡る需要の高さもあった。初年度産駒のメイケイエールは芝重賞3勝、デュアリストも交流重賞を勝つなど、早くも芝・ダート問わずマイル以下の距離で活躍馬を出している。

種付け料は250万円。

社台SS関係者のコメント ディープインパクトの子どもにしては気性が前向きで、スピード色が強い動きをしています。産駒も父同様に仕上がりが早くて、短距離向きです。新種牡馬で重賞を最初に勝つのはミッキーアイル産駒(メイケイエールが小倉2歳Sを優勝)かな、と思っていました。初年度産駒は70頭ほどと少なめで、総合的な数字ではリーディングに顔を出すのは少し難しいかもしれませんが、アーニングインデックス(出走馬1頭あたりの収得賞金の平均値を1・00として、指定した種牡馬の産駒の平均収得賞金の割合を数値で表したもの)は同期のモーリス、ドゥラメンテよりも高いです。シャトル先だったオーストラリアのセリでも50万豪ドルという価格のついた馬もいます。もしかしたら南半球からもスターホースの出現があるかもしれません。

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