<JBCクラシック:追い切り>
11月3日大井のJBCクラシック(統一G1、ダート2000メートル)へ向けて29日、帝王賞の覇者クリソベリル(牡4、音無)が栗東坂路でパワフルな動きを見せた。4ハロン51秒4-13秒0。十分な仕上がりで、G1連勝へ視界良好だ。
朝一番、力強いストライドで駆け上がった。アメリカズカップ(古馬オープン)に2馬身半先着。音無師は「少しテンで飛ばした分、ラストは13秒を切れなかったけど問題ない。先週にしっかりやっているし、これで万全。輸送も問題ないし、舞台も前走と同じなので」と手応えを口にした。
前走・帝王賞は、ダートのG1馬がそろった中で圧倒的なパフォーマンス。好位追走から、直線は逃げ粘るワイドファラオを楽にかわし、追いすがるオメガパフュームに2馬身差をつけた。国内では7戦無敗。前走と同じ舞台の今回は国内8連勝、G1・4勝目を狙う。【網孝広】