火曜の栗東トレセンでも無敗で3冠を達成したコントレイルの名前が飛び交っていた。コントレイルを生産したノースヒルズの前田幸治代表は今週の天皇賞・秋に、カデナ(牡6、中竹)とスカーレットカラー(牝5、高橋亮)を送り出す。

カデナはこれまで2度、天皇賞・秋に出走している。17年16着、昨年13着。東京コースでは2着が最高成績だが、中竹師は「全部、理由があってのこと。本当は合っていると思う」と言う。緩い馬場や展開が不向きだったことなど敗因がはっきりとしているから、「三度目の正直」に楽しみはある。「乗っている助手も今はすごく具合がいいと言っていた」と期待が持てる状態だ。

牝馬スカーレットカラーは前走クイーンSでスムーズに運べず3着に敗れた。今回は前走時よりも順調で、最終追い切りでは併せ馬を行う予定だ。喜多助手は「もう一段、上の仕上げをと思っている。切れを出せるように、最後の反応を強化するようにという意味で」と説明。落ち着きもありカイバも食べているため、以前のように加減せずに調整でき、勝負の仕上げで挑める。最も勢いのある「ノースヒルズ軍団」が、今週もG1を盛り上げそうだ。

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