JRAは29日、新型コロナウイルス感染症対策への支援として、宝塚記念の売上から拠出した寄付金5億円を中央共同募金会に対して贈呈した。寄付金は同会が実施する「支える人を支えよう! 赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン」に充てられる。

同会副会長の古都賢一(ふるいち・けんいち)氏は、「このたび寄付をいただき大変感激しております。新型コロナ禍が長期化し、まだまだ全国で経済的に困っている方々や影響を受ける子どもたちがいます。本キャンペーンを通じて支援金が全国の困っている方々に行き渡るよう、大切に使いたいと思います」と感謝の言葉を述べた。

また、同席したJRA後藤正幸理事長は「まだ無観客という形ではありますが、幸いにも毎週競馬を開催できており、ありがたく思います。新型コロナウイルスでお困りの方、またそうした方々を支える皆さまの助けになればと思っております」とコメントした。

◆支える人を支えよう! 赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーンとは? 新型コロナウイルスの影響による臨時休校措置を受けて、中央共同募金会が開始した「赤い羽根 臨時休校中の子どもと家族を支えよう 緊急支援活動」を全国的なキャンペーンとして拡大し、「子どもと家族の緊急支援」、「居場所を失った人への緊急活動支援」、「フードバンク活動支援」、「withコロナ 草の根活動応援」の4つの助成事業を重点として展開している。

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