<モーリスドゲスト賞>◇9日=ドーヴィル(フランス)◇G1◇芝直線1300メートル◇3歳上◇出走11頭

英国から遠征したゴドルフィンのスペースブルース(牡4、C・アップルビー、父ドバウィ)がG1初制覇を果たした。勝ちタイムは1分15秒76。ウィリアム・ビュイック騎手を背に道中は中団待機。ゴール前で粘り込みを図る先行勢を力強く差し切った。

スペースブルースはG1初挑戦だった昨年のジャンプラ賞がトゥーダーンホットから3馬身差の2着。モーリスドゲスト賞はアドヴァタイズから1馬身差の3着だった。今年は始動戦だったドバイのG3で7着に敗れた後、リステッド、G3、G2、この日と4連勝でG1タイトルをつかみとった。

勝ち馬と同じゴドルフィンが所有するフランス調教馬で、圧倒的な人気を集めていたアースライト(牡3、A・ファーブル、父シャマーダル)は4着に敗れ、デビュー7戦目で初黒星を喫した。

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