函館日曜メインは今年の開催を締めくくる伝統の函館記念(G3、芝2000メートル、19日)が行われる。
重賞馬レイエンダ(牡5、藤沢和)が北の大地で復活をかける。連覇を狙った前走エプソムCは不良馬場が響いて10着と、力を出し切れなかった。今回は短期放牧を挟んで函館に入厩。8、12日とウッドで時計を出した。津曲助手は「間隔が空いていないので中間の調整は楽」と好感触を口にする。函館は18年7月に、今回と同舞台の松前特別(1000万=現2勝クラス)を2馬身差で快勝した実績がある。「洋芝で強い競馬をしている。コースとかは心配していません」。全4勝の手綱を取るルメール騎手を背に、重賞2勝目へ一変の可能性は十分だ。