フランス政府は20日、競馬場を含むスポーツイベントにおいて7月11日から5000人以下の観客入場を許可することを発表した。欧州メディアが一斉に報じた。

フランスでは5月11日から競馬が再開され、無観客での開催が続いている。パリ周辺の競馬場(パリロンシャン、サンクルー、オートイユ)では同19日以降は開催が再び中止され、レースを他の競馬場で代替して行っていたが、来週から開催が再開される。

仏ダービー(G1、芝2100メートル)と仏オークス(G1、芝2100メートル)はともにシャンティイ競馬場で7月5日に開催予定のため、無観客で行われる。一方で世界最高峰レースの凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月4日=パリロンシャン)は観客を入れて開催される可能性が高くなった。

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