<コロネーションS>◇20日=アスコット(英国)◇G1◇芝1590メートル◇3歳牝◇出走7頭

アイルランドからの遠征馬アルパインスター(牝3、J・ハリントン夫人、父シーザムーン)がG1初制覇を果たした。鞍上はランフランコ・デットーリで勝ちタイムは1分42秒21。半姉アルファセントーリは2年前のこのレースを制しており、姉妹制覇となった。

道中は好位のインを追走し、直線は内ラチ沿いを力強く伸びた。昨年の欧州最優秀2歳牝馬で英1000ギニー3着のクアドリラテラル(牝3、R・チャールトン、父フランケル)を突き放し、アメリカから参戦したシェアリング(牝3、G・モーション、父スパイツタウン)の大外強襲も寄せ付けなかった。

半姉アルファセントーリ(父マスタークラフツマン)は18年に愛1000ギニー、コロネーションS、ファルマスS、日本で馬券発売されたジャックルマロワ賞でG1・4連勝を達成した名牝。レコードタイム(1分35秒89)、6馬身差圧勝だった姉に数字面は及ばないが、アルパインスターもキャリア4戦目、G1初挑戦で2着に4馬身4分の1差という破格のパフォーマンスを演じてみせた。

ジェシカ・ハリントン師はテレビ中継でその勇姿を見届け、勝利を喜んだ。「驚いています。私はここ(アイルランド)に座っていて、競馬場へ行っていませんから。彼女は出走馬で唯一、今年まだ走っていない馬だったんです。完璧なスーパースターだったアルファセントーリは私に最初のロイヤルアスコットの勝利をくれた馬でしたが、その妹が今日、簡単に勝ってしまいました。騎乗できなかったシェーン(フォーリー騎手)は残念でしたが、私たちは経験したことのない時間、いつもと違うロイヤルアスコットを過ごしています。非常にめずらしい年になり、私たちはたぶん忘れることはないでしょう。今後は(ニアルカス家の)マリア、エレクトラ、そして、(レーシングマネジャーの)アラン・クーパーと相談して決めることになります」。

フランキー(ランフランコ)・デットーリ騎手は自身初のコロネーションS制覇。「プランどおりのレースでした。ニアルカスファミリーのために勝ててうれしいです。ジェシカ(ハリントン師)の馬に乗るのは初めてですし、シェーン・フォーリーは今朝、騎乗について電話をしてくれました。みんなのおかげです」。アスコット競馬場の公式ニュースによると、同騎手が未勝利の英国G1はジュライカップのみとなった。

4馬身4分の1差2着がシェアリング。1番人気のクアドリラテラルは3着に敗れ、英1000ギニーに続く2連敗となった。

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