<クイーンアンS>◇16日=アスコット(英国)◇G1◇芝直線1600メートル◇4歳上◇出走15頭

英国王室主催のロイヤルアスコット開催が16日、史上初の無観客、王室関係者不在でスタートした。

初日の2R、開催最初のG1レースになるクイーンアンSは残り200メートルからライアン・ムーア、ランフランコ・デットーリの名手が激しい追い比べを演じた。

勝ったのはムーア騎乗のサーカスマキシマス(牡4、A・オブライエン、父ガリレオ)で、勝ちタイムは1分40秒05。頭差2着がデットーリ騎乗、ゴドルフィン所有のテレベラム(牝4、J・ゴスデン、父シーザスターズ)だった。

サーカスマキシマスはニアルカスファミリー(フラクスマンステーブル)とクールモアの共同所有で、このレースのライアンは水色と紺の勝負服を着用。一方のテレベラムは6日のニューマーケット競馬場で、デットーリがかつて専属契約のあったゴドルフィンの馬で8年ぶりの勝利を挙げたことが話題になっていた。名手同士の激しい追い比べは一度はテレベラムが前に出たものの、実績で上回るサーカスマキシマスが最後に差し返す形で決着した。

サーカスマキシマスはセントジェームズパレスS、ムーランドロンシャン賞に続くG1・3勝目。エイダン・オブライエン師はロイヤルアスコット開催71勝目となった。アスコット競馬場には来場できなかったが、公式ニュースは師のコメントを紹介。「普段のロイヤルアスコットは行ったり来たりして非常に忙しい1週間なのですが、今回はじっくりと見ることができます。私たちがそこにいなくても、素晴らしいチーム、一緒に働いている特別な人たちがいることを幸運に思っています」とスタッフをねぎらっている。

ライアン・ムーア騎手はロイヤルアスコットが史上初の無観客開催となったことに触れ、「ここで競馬が行われていることを非常にうれしく思っています。競馬場に集まる人々の存在が損なわれていますが、それは今現在の世界のあり方ですから」とコメントしている。

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