<7・4英G1エクリプスS>

怒濤(どとう)の勢いとなって欧州競馬が走り始めました。

欧州クラシックの1番手として月曜(1日)に仏ドーヴィル競馬場で行われた仏2000ギニー(G1、芝直線1600メートル)は本命馬のヴィクタールドラム(牡3、父シャマーダル)が自慢の末脚を爆発させて快勝。仏1000ギニー(G1、芝直線1600メートル)はM・ギュイヨン騎手で逃げた伏兵ドリームアンドドゥ(牝3、父シユーニ)が後続の追撃を鼻だけしのいで

優勝。フランス版の桜花賞馬となっています。

同じく月曜日に再開された英国では、週末の6日土曜日、ニューマーケット競馬場で近年最強の2歳馬ピナトゥボ(牡3、父シャマーダル)が登場する英2000ギニー(G1、芝直線1600メートル)が行われ、日曜(7日)には2歳女王クアドリラテラル(牝3、父フランケル)が人気を集める英1000ギニー(G1、芝直線1600メートル)が開催されます。

古馬戦線は金曜(5日)に芝2400メートル路線の幕開けを告げるG1コロネーションCが舞台をエプソムからニューマーケットに移して行われます。ここにはドバイ帰りのガイヤース(牡5、父ドバウィ)とデフォー(せん6、父ダラカニ)、昨年の英ダービー馬アンソニーヴァンダイク(牡4、父ガリレオ)、それに長距離界で不動の地位を築くストラディヴァリウス(牡6、父シーザスターズ)などが参戦。来月25日のG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスSに向けてしのぎを削ることになっています。

昨年のG1凱旋門賞で2着に敗れ、3連覇を逃した女王エネイブル(牝6、父ナサニエル)の初戦は7月4日の英G1エクリプスS(芝1990メートル=サンダウン)と報じられています。

エネイブル陣営には今年からオーストラリアで名牝ウインクスの調教をつけていたブラジル出身のB・デ・パイファ助手が調教担当者に迎えられました。エクリプスSはディアドラ(牝6、父ハービンジャー、栗東・橋田満厩舎)も検討する選択肢のひとつに挙げています。注目の対決がここで実現するかもしれません。【奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)

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