<極ウマPOG取材班が期待する一発長打&即戦力候補の外国産馬10頭>

今年の2歳も父、母がアルファベットで書かれた魅力的な馬たちがそろっている。クラシック級の破壊力を秘めていそうな馬から、マイル路線で活躍しそうなトレーニングセール出身の即戦力までバラエティに富んだラインアップから期待したい馬は・・・。

◆ショベルヘッド(牡、藤沢和、父カーリン、母デイトトゥリメンバー)は美浦トレセンのゼッケン「1」番。2月末にトレセンへ入厩し、しっかりと乗り込まれてきた。昨年のキーンランドセプテンバーセールの出身。アメリカ産馬で血統面からダート適性は高そうだが、スピードのある走りを見せており、まずは3回東京初日の芝1600メートルが視野に入っている。

◆ヒノシタカイザン(牡、中内田、父ガリレオ、母プルデンテ)はフランス産馬で、栗東トレセンのゼッケン「2」番。昨夏にフランスのアルカナ社セールで150万ユーロで落札され、話題になった。近親に愛オークス馬チキータ、鉄の女マジックワンドがいる血統。3月上旬にマテンロウベントスと栗東へ入厩し、現在は放牧に出ている。馬主は今年の桜花賞、オークスに出走したクラヴァシュドール、昨年の京都金杯を制したパクスアメリカーナと同じ株式会社「山紫水明」。

◆マテンロウベントス(牡、中内田、父キャメロット、母ハイフィデリティ)はアイルランド産馬で、栗東トレセンのゼッケン「1」番。ヒノシタカイザンとともに昨夏のアルカナ社セールで落札されている。こちらの馬主は昨年の青葉賞馬リオンリオン、昨年の函館記念を勝ったマイスタイルなどを所有する寺田千代乃オーナー。

◆メガリシャスの18(牝、父アメリカンファラオ、母メガリシャス)はアメリカのトレーニングセール、OBSマーチセールの出身。3冠馬の父は初年度産駒の現3歳世代が大活躍。吉田勝己氏が65万ドルで落札している。即戦力候補だ。

◆フラッグスタッフの18(牡、父メダグリアドーロ、母フラッグスタッフ)は同じくOBSマーチセール出身で吉田勝己氏が42万ドルで落札している。こちらは祖母が仏G1フォレ賞の勝ち馬エトワールモンタント、母の父はダンシリで母系が欧州に実績のある点がポイント。

◆アレンキャットの18(牡、父タピザー、母アレンキャット)は同じくOBSマーチセールの出身で、ナーヴィックインターナショナルが50万ドルで落札し、輸入されている。父タピザーはBCダートマイルの勝ち馬。産駒はこれまでに輸入されて中央で走った3頭(ゲキリン、タピゾー、ミセスワタナベ)すべてが勝ち上がっている。祖母ファーマはG1サンタナハンデの勝ち馬。近親にはアメリカの芝王者イングリッシュチャネル、今年の日経新春杯で2着に入ったレッドレオンなどがいる。

◆シュネルマイスター(牡、手塚、父キングマン、母セリエンホルデ)はドイツ産馬で、サンデーレーシングが所有する。母系はドイツ血統で、母は独オークス馬。同じ一族に昨年の朝日杯FSを制し、皐月賞2着のサリオスがいる。5月下旬に美浦トレセンでゲート試験に合格した。

◆アスクピーターパン(牡、父フランケル、母ストレイトガール)は英国産。母は15、16年のヴィクトリアMを連覇した名牝。英国に渡り、怪物フランケルと交配された。

◆マッチレスギフト(牝、松永幹、父フランケル、母ミノレット)は英国産馬。社台レースホースの所有馬でフランケル産駒といえば、ソウルスターリング。母ミノレットは米G1ベルモントオークス招待の勝ち馬。母の半兄にはマイルCS覇者エイシンアポロンがいる。6月後半、7月の阪神デビューを予定している。

◆リフレイム(牝、黒岩、父アメリカンファラオ、母ケアレスジュエル)は現3歳の初年度産駒が絶好調のアメリカンファラオ産駒。芦毛は母の父タピットと同じ。母はG1アラバマSの勝ち馬でキーンランドセプテンバーセールの出身。「スピードがあるので芝でデビューします」(黒岩師)。【極ウマPOG取材班】

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