<極ウマPOG取材班が指名したいウインレーシングの10頭>

現3歳世代はウインレーシング(コスモヴューファーム)が躍進した。オークスでウインマリリンが2着、ウインマイティーが3着。牡馬はウインカーネリアンが皐月賞4着、ウイングレイテストがデイリー杯2歳S2着、NHKマイルC7着。ウインの拠点「コスモヴューファーム」名義ではプリンスリターンがシンザン記念2着、エヴァーガーデンが山吹賞で牡馬に勝利。昨年香港で春秋G1制覇を果たしたエース、ウインブライトに引っ張られるように次々と活躍馬が出現し、POG指名でも絶対に外せない存在になってきた。

◆ウインチェレステ(牡、畠山、父ドゥラメンテ、母コスモチェーロ)は新種牡馬を父に持つクラシック候補。半兄ウインマーレライ、半姉ウインマリリンが重賞制覇。母コスモチェーロの子はデビューした6頭中5頭が勝ち上がっている。ディープインパクト産駒の半兄イペルラーニオはセレクトセールで落札され、キャロットファームの勝負服で走った。6月4日の遅生まれだが、1歳上のウインマリリンも5月23日生まれでデビューは昨年12月21日と遅かった。ウインブライトと同じ畠山厩舎という点も魅力だ。

◆ウインシュクラン(牡、鹿戸、父スクリーンヒーロー、母イクスキューズ)は皐月賞4着ウインカーネリアンと同じ鹿戸厩舎&スクリーンヒーロー産駒。2歳戦から活躍した母イクスキューズは07年クイーンCを制し、桜花賞で5着。その快速の血を子どもに伝えている。半兄ウインイクシードは今年の中山金杯2着。1歳上のウインキートスはクラシック出走は果たせなかったものの、未勝利戦を3馬身半差で圧勝し、ミモザ賞ではウインマリリンの2着だった。

◆ウインアグライア(牝、和田雄、父マツリダゴッホ、母ウインアルテミス)は6月東京デビューを予定している馬(6月7日の東京芝1400メートル)。ウインの6月東京デビュー馬を見ると、昨年はウイングレイテスト、ウインカーネリアンの2頭のみ。一昨年は3頭デビューしたうちの1頭、ウインゼノビアが新馬戦2着から未勝利戦、クローバー賞を連勝し、G1出走を果たしている。さらにさかのぼると、16年は3頭デビューしたうちの1頭がウインブライト。その前年15年は4頭がデビューし、ウインファビラスは暮れの阪神JFで2着に入っている。母ウインアルテミスは現役時に未勝利だったが、祖母の半兄がヘクタープロテクター、シャンハイ、半姉がボスラシャムという優秀な母系の出身だ。

◆ウインメイユール(牝、大久保、父モーリス、母ウインプリメーラ)は関西所属の速攻系。6月阪神でのデビュー予定(6月6日の阪神芝1600メートル)がウインレーシングクラブのホームページで発表されている。ステイゴールド産駒の母は13年チューリップ賞2着。古馬になってから16年京都金杯で待望の重賞制覇を果たした。新種牡馬モーリスとの子でサンデーサイレンスの4×3の近親配合。

◆ウインアキレウス(牡、加用、父スクリーンヒーロー、母ウインアキレア)は母の半兄がドリームバレンチノ、半弟がウインムートという血統。母は日本で苦戦した種牡馬コンデュイットの産駒だったが、フローラS4着でオークス出走まであと一歩だった。スクリーンヒーローと交配された初子でこの血統を知り尽くす加用厩舎に預託される。クラブの募集価格はウインチェレステ(3800万円)に次ぐ3400万円という点もオーナーサイドの期待の大きさが表れている。

◆ウインザナドゥ(牡、手塚、父ハーツクライ、母コスモアクセス)は今年、ウインマリリンをオークス2着馬に育て上げた手塚厩舎の管理馬。芝短距離で4勝を挙げた母にハーツクライという配合になっている。

◆ウインルーア(牝、青木、父ゴールドシップ、母コスモエルデスト)は忘れな草賞からオークス3着のウインマイティーと同じゴールドシップ産駒。青木厩舎は今年の3歳世代でマイル路線を盛り上げたウイングレイテストを管理している。5代母が2冠牝馬マックスビューティ、4代母がマックスジョリーで、祖母の半妹に重賞2勝のココロノアイがいる。すでに美浦トレセンでゲート試験に合格している。

◆ウインリブルマン(牡、飯田雄、父エピファネイア、母ウインリバティ)は芝で5勝を挙げた母の初子。この馬もサンデーサイレンスの4×3の近親配合(インブリード)だ。母はクラシックとは縁がなかったが、ハープスター、ヌーヴォレコルトがワンツーを決めた14年チューリップ賞で11番人気5着。桜花賞の優先出走権まであと少しだった。祖母フリーヴァケイションはカナダの芝牝馬女王。5月下旬に栗東トレセンへ入厩している。

◆ウインプロスト(牡、清水英、父アイルハヴアナザー、母コスモネモシン)は10年フェアリーSを11番人気、13年新潟記念を10番人気で制した個性派コスモネモシンの3番子。兄2頭は未勝利で抹消されているが、意外性の象徴だった母からそろそろ大物が出てきていいはずだ。

◆ウインシャーロット(牝、和田正、父スクリーンヒーロー、母マリアヴェロニカ)は1歳上の半兄ウインアステロイド(父リアルインパクト)が1月の小倉で勝ち上がり、先行力を武器に1勝クラスで見せ場をつくっている。祖母の全姉がフサイチエアデールなので、クロノジェネシス、ノームコア、ビーチサンバなどが近親にいる血統馬。5月30日の遅生まれだが、父がスクリーンヒーローで期待は大きい。【極ウマPOG取材班】

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