<チャンピオンズ&チャターC>◇24日=シャティン(香港)◇G1◇芝2400メートル◇出走7頭

香港競馬のシーズン最後のG1が行われ、中距離路線の王者エグザルタント(セン6、A・クルーズ、父テオフィロ)が連覇を果たした。ザカリー・パートン騎手騎乗で勝ちタイムは2分26秒01。

新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、外国調教馬が不在。単勝1・5倍の圧倒的人気を集めたエグザルタントは逃げるタイムワープを直線入り口で捕まえ、早め先頭から力強く押し切った。

エグザルタントは18年香港ヴァーズでG1初制覇。前走クイーンエリザベス2世Cに続く連勝で、G1・5勝目となった。2着はG1初挑戦の伏兵シェファノ(セン5、J・ムーア、父シルヴァノ)。3着はフローレだった。

香港ジョッキークラブの公式ニュースで、クルーズ師は過去に管理した名馬たちと比較し、「最高のステイヤーです。スピードはありませんが、素晴らしい心構えの持ち主です」と評価。パートン騎手はエグザルタントの香港シーズン年度代表馬の可能性について、「値すると思います。誰もが(4歳シリーズ3冠馬に輝いた)ゴールデンシックスティーのことを話したがりますが、彼は古馬と戦っていません」と期待するコメントを発している。

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