<マーチS>◇31日=中山◇G3◇ダート1800メートル◇4歳上◇出走16頭

藤岡康太騎手(31)騎乗の1番人気スワーヴアラミス(牡5、須貝)がJRA重賞初制覇を飾った。

道中3番手からロングスパートを発揮し、2着クリンチャーの追い上げを首差しのいだ。勝ち時計は1分51秒3。昨夏にM・ミシェル騎手とのコンビでの勝利から6戦連続馬券圏内と本格化をアピールした。

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ねじ伏せた。スワーヴアラミスが迫るクリンチャーの追い上げを首差制した。3番手から道中は追っつけ通し。ロングスパートをかける劣勢状態でも、最後まで譲らなかった。待望の重賞制覇に藤岡康騎手は「気持ちが落ち着きすぎたところがあって、自分から進んでいく感じではなかった。グイッと出たのは勝負根性とポテンシャルの高さだと思う」と能力をたたえた。

細かな調整が直線のひと伸びを支えた。29日の降雪中止により、空白が生じた。いったんトレセンに戻った関東馬とは違い、出張馬房での滞在。馬場には入らず、午前と午後に引き運動で馬体重も小まめに確認した。須貝師は「運動を長めにして、いい状態で出せた」と胸を張った。

昨年8月のWASJ第3戦から6戦連続馬券圏内。ミシェル騎手とのコンビで勝利を挙げてから、快進撃が止まらない。“ミシェル効果”を問われた須貝師も「そうやね」とえびす顔で応じた。「まだ5歳でこれから脂も乗る。オーナーと相談しながら次走を決めたい」と師。“天使”が授けた翼で次は大舞台へと羽ばたく。【松田直樹】

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