【リヤド=木南友輔】サウジC(ダート1800メートル、29日=キングアブドゥルアジーズ競馬場)で注目を集めている米国馬マキシマムセキュリティ(牡4、父ニューイヤーズデー)のジェイソン・サーヴィス師が26日、プレスカンファレンス(共同会見)に出席した。

「第1回のサウジCに参戦できることにとてもエキサイトしています。昨年はグレートイヤーになりました。ケンタッキーダービーを勝てなかった(1位入線→17着降着)のは残念でしたが、その後にハスケル招待を勝つことができたし、前走(シガーマイル)も勝つことができました」。

昨年はフロリダダービーと合わせ、G1・3勝の活躍。ケンタッキーダービー制覇は幻に終わったが、米最優秀3歳牡馬に選出され、今回のサウジカップはブックメーカー各社の前売りオッズで1番人気の評価を受けている。

共同会見終了後、マキシマムセキュリティの父ニューイヤーズデーが日本でけい養されることになったことを向けると、「もちろん知ってます。ニューイヤーズデーは素晴らしい種牡馬だと思うし、日本に行ったのは良かったですね」と余裕の笑み。そして、「サウジCに出走する日本の2頭(クリソベリル、ゴールドドリーム)を私は恐れています。日本の馬は怖い。どちらの馬がというわけではなく、日本の馬は怖い存在です。アイム・アフレイド・オブ」とベテラントレーナーは口元を引き締めた。

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】