昨年の中山大障害を制し、最優秀障害馬に輝いたシングンマイケル(セン6、大江原)が始動戦の阪神スプリングジャンプ(J・G2、芝3900メートル、3月14日)へ向け、初時計を出した。

美浦ウッドチップコースで5ハロン70秒1-ラスト12秒6。まったくの馬なりだったが、弾力感のあるフットワークで直線を駆け抜けた。またがった金子騎手は「1本目としては素晴らしい動きだったと思います。やればいくらでも動いてしまうくらい」と充実ぶりに目を細めた。

17日に亡くなった高市師の思いをつないでいく。18日付で大江原厩舎に転厩。高市師の盟友だった大江原師が見守る元で、高市厩舎のスタッフが担当する。「これまでどおり厩務員の佐藤さんが世話をしてくれますし、高市厩舎のルーティンを守っていきます。マイケルは高市先生が育てた宝物。高市先生が紡いできたものが中山大障害で結果になりました。僕も何度も鼓舞していただきましたし、これからもマイケルの背中を押してくれると思います。(阪神スプリングJは)すごいメンバーですよね。ただ、大きなことは言いたくないですけど・・・、負けたくないです」。鞍上は静かに決意を語った。

今年の阪神スプリングJには、障害競走11連勝中の絶対王者オジュウチョウサン(牡9、和田正)、関西の有力馬が出走を予定している。中山グランドJ(J・G1、芝4250メートル、4月18日)の前哨戦という位置付けのG2だが、3月14日は見逃せない一戦になる。

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