昨夏の初来日時に“美人騎手”として注目されたフランスのミカエル・ミシェル騎手(24)が23日、来日した。今日24日に地方競馬の短期免許取得のための臨時試験を受け、合格すれば27日から約3カ月間、南関4場を中心に日本で騎乗する。

新たなチャレンジのため“美人すぎる”騎手が、昼すぎに羽田空港に降り立った。長時間移動の疲れを見せず大きな荷物とともに姿を現した。右薬指にはフランス国旗、左薬指には日の丸のネイルアートをあしらって、“日本LOVE”のアピールも忘れなかった。

ミシェル騎手は「また日本に来ることができて幸せです。とてもいい経験になると思っていますし、1勝でも多く勝つことができたらいいと思います。多くのことを勉強したいです」と意気込みを語った。今回の目的は地方競馬の短期免許取得。24日に面接などの試験を受験し、合格すれば27日から約3カ月、南関4場を中心とした騎乗が可能となる。短期免許が交付された場合、27日川崎では5鞍ほど騎乗する見込みとなっている。

今回が3度目の来日。初めての長期滞在で日本の競馬に腰を据えて臨む。初来日は19年のワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)。第3戦でスワーヴアラミスを1着に導くなど、コンスタントに騎乗馬を上位に導いて総合3位タイに入った。インタビューでは「日本に恋をしました」という名言を残し、一気に“ミシェルフィーバー”に火が付いた。同年秋にはジャパンC観戦のために再来日し、東京競馬場で将来のJRA免許試験受験の意思を表明した。

日本への熱い思いは相変わらずだ。昨秋から始めた日本語の勉強も引き続き行っている。ミシェル騎手は「とても大変だけど、いいチャレンジになっています。滞在中の自由時間は何をするかは決めていないけど、NARのレースに乗るために来たわけなので、山崎(裕)厩舎に出来ることをしたいと思っています」と競馬専念を強調。メディア露出に備え、ルメール騎手も名を連ねるモデル事務所アクセルに所属することになったが、「ジョッキーと両立するのは難しい。大事なことは競馬に乗ること。そして勝つこと」と気を引き締めた。

18年にはフランスで72勝を挙げ、同国の女性騎手年間最多勝記録を樹立。19年はけがによる離脱もあって22勝に落ち込んだが、今年は2勝を挙げている。「たくさんビデオを見て研究してきました。ジョッキーの知り合いからもJRAとNARの競馬は全然違うと聞いています。だから、たくさんのレースに乗ってベストを尽くしたい」。美貌だけではなく、その腕前でもファンを魅了する。【松田直樹】

◆ミカエル・ミシェル 1995年7月15日生まれ。フランス南東部、ヴァール県のイエール出身。10歳で乗馬を始め、11年に競馬学校入学、14年にデビュー。18年のカーニュシュルメール競馬場の冬開催で女性騎手・見習騎手として初の開催リーディングに輝いた。同年72勝を挙げリーディング12位、仏の女性騎手年間勝利数記録を更新。

  1. 「2020種牡馬博覧会」写真つきで紹介
  2. 回収率100%超!ニッカンAI予想