次週の船橋競馬では、開催初日の23日に第66回日本テレビ盃(統一G2、1800メートル)が行われる。
主役は古馬に挑む3歳砂王、クリソベリル(牡3、音無)だろう。昨年9月のデビューから4戦4勝。前走のジャパンダートダービー(統一G1)は単勝1・2倍の断然人気に応え、3馬身差で快勝した。
統一重賞の常連アポロケンタッキー(牡7、山内)は船橋では【1310】と好相性。一昨年の覇者であり昨年の2着馬。前走の帝王賞(13着)から間隔を空け、得意舞台で反撃が見込める。一昨年と昨年のコリアカップ覇者ロンドンタウン(牡6、牧田)、2月の佐賀記念制覇など力をつけてきたヒラボクラターシュ(牡4、大久保)も怖い存在だ。
地方勢の筆頭格は大井のノンコノユメ(セン7、荒山)。前走サンタアニタTは58・5キロを背負いながら勝ち、持ち前の末脚で古巣中央勢に挑む。