<ローズS>◇15日=阪神◇G2◇芝1800メートル◇3歳牝◇出走12頭◇1~3着まで秋華賞優先出走権

1番人気のダノンファンタジー(中内田)が外から差し切り、1分44秒4のコースレコードで秋初戦を飾った。

昨年の2歳女王が重賞4勝目を手にして好発進。次走は牝馬3冠最終戦の秋華賞(G1、芝2000メートル、10月13日=京都)でG1・2勝目を狙う。

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声援に後押しされるかのように豪脚を見せつけた。2歳女王ダノンファンタジーは抜群のスタートから中団に控え、他馬を見ながらの競馬。1000メートル通過が59秒3というスローにも慌てず、直線では川田騎手のアクションに応えて、粘るライバルたちをとらえた。

「競馬になれば我慢して走ってくれます。競馬で上手に走れるのが強みです」

鞍上はデビューからともに戦う相棒をねぎらった。

春の雪辱を果たすため、パワーアップして帰ってきた。今回は春のクラシックとは異なる、中団から差す競馬。中内田師が「直線は、まだふらふらしていました」と話したように、課題も残す中で上がりは最速33秒1。「返し馬を見ていると、落ち着いていて心配になったほど」と精神面でも成長し、ひと夏を越した心身の充実を確かに示した。

牝馬3冠最後の1冠へ、最高の形で秋初戦を終えた。「秋初戦としてはいい内容で終えることができました。無事に次のステップに進んでくれたらと思います」と鞍上が話せば、師は「結果的にレコードですし、馬も最後は少ししんどかった。これで馬自身も良くなると思うし、いい形で秋華賞を迎えられる」と次なる大舞台を見据えた。

桜花賞馬、オークス馬がいない秋華賞は譲れない。舞台は京都芝2000メートル。「コーナー4つはオークス(5着)で経験しているし、ああいう上手な競馬ができれば」と師。パワーアップした2歳女王が、10月の淀でも主役を務める。【藤本真育】

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