ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の初日が24日、札幌競馬場で行われ、11Rの第2戦(3勝クラス、芝2000メートル)をカリス・ティータン騎手(29=香港)騎乗のウインイクシード(牡5、鈴木伸)が制した。総合得点上位をJRA勢が占める中、2位タイの31ポイントで優勝を狙える順位につけた。

イメージ通り。2番手に付けたティータン騎手とウインイクシードが外から逃げ馬を追い詰めた。旺盛な前進気勢を押さえ込み、直線でエネルギーを解放させる。後続を封じる堂々の最先着だ。鞍上は「前めの位置につけて、直線でもいい脚を使ってくれると聞いていた。全てがうまくいった」と誇らしげに言った。

今回が4度目の来日。親しみある日本での活躍だ。表彰式後にはサイン攻めに応え、「腕が疲れたよ。日本はファンとの間隔が近いね」と笑顔を見せた。首位戸崎騎手とは1ポイント差。「今のところはいい。総合優勝したい」。逆転Vを強く意識した。【松田直樹】

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