<ラジオNIKKEI賞:追い切り>

夏の福島開幕週メインを飾る3歳馬のハンデ戦、ラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル、30日)の追い切りが26日、東西両トレセンで行われた。美浦では前走スプリングS5着からの巻き返しを狙うヒシイグアス(牡、堀)が、坂路で軽快な動きを披露。今レース2勝の堀厩舎が送り込む素質馬に注目だ。

ヒシイグアスが軽やかに坂路を駆けた。単走だが残り200メートルでペースが上がる。前日に量った体重は506キロ。前走から20キロ以上も増えていたが、その影響を感じさせないスピード感。ラスト1ハロンを12秒4でまとめ、800メートルの時計は53秒5だった。森助手は「この中間、少し歩様に硬さが出ていたが、先週強めに負荷をかけ、出走できる態勢になった」と言う。言葉通り、この日動きに硬さはなく軽快そのものだった。

前走のスプリングSは5着に敗れた。道中2番手からの競馬だったが、序盤からやや力んでいた。展開も差し馬有利だった。「道中厳しい流れだったし、その分最後は脚が止まった」と森助手は振り返る。その後は放牧に出され、立て直された。照準は今レース。ラジオNIKKEI賞で現役最多タイの2勝のほか、2着と3着が1回ずつと結果を出している堀厩舎。ここに出走させてきたからには、侮れない存在だ。

ハンデは過去10年で6勝を挙げている54キロ。中山で未勝利、若竹賞を逃げて連勝したように小回り向きの先行力も備える。現在関東リーディングトップの堀厩舎が、福島開幕週から好ダッシュを決める。【三上広隆】

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