プリンスオブウェールズS(G1、芝1990メートル、英アスコット、19日=日本時間同午後11時40分発走予定)に日本馬ディアドラ(牝5、橋田)が武豊騎手の騎乗で出走する。

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松岡正海騎手(34)は数少ないロイヤルアスコット騎乗経験のある日本人騎手だ。

13年にハンデ戦の直線競馬、ロイヤルハントCに参戦した。結果は28頭立て28着ではあったが、格式の高さと華やかさを肌で感じた。松岡騎手は「僕は世界一の開催だと思っている。日本人が乗るチャンスなんてほとんどない。勝てば凱旋門賞よりも世界的に価値があると思う」と語る。パドック、レースをエリザベス女王が優しいまなざしで見つめる。着飾った紳士淑女が集う伝統の開催。中でも古馬中距離路線の世界的強豪が集結するプリンスオブウェールズSは別格とも言えるレースだ。「ここを勝てば、武さんが勝ったG1の中でも最も価値のあるタイトルになるんじゃないかな。ぜひ応援したいです」。ディアドラ&武豊の力走にエールを送った。

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