昨年の凱旋門賞2着馬シーオブクラス(牝4、W・ハガス、父シーザスターズ)は今年初戦に予定していた5月16日のミドルトンS(G2、芝約2100メートル、ヨーク)を回避し、6月のロイヤルアスコット開催を目指すことになった。21日、英国の「アットザレーシズ」電子版が伝えている。

「レーシングTV」のインタビューに応えたハガス師はシーオブクラスの体温上昇を回避の理由に挙げ、先日、凱旋門賞の登録を見送った日本のアーモンドアイについても言及。「アーモンドアイが(欧州で)走らないと決断したことにホッとしています。いつの日か、彼女に会いたいですし、メイダン(ドバイターフ)での彼女は強烈でした」とその印象を語った。

シーオブクラスの今後については、「シーオブクラスもアーモンドアイのように9ハロン(1800メートル)のレースは合っていると思います。アーモンドアイとすごく似ているし、加速ができる。だから、プリンスオブウェールズS(G1、芝1990メートル、6月19日=アスコット)を第一に考えています」とコメントしている。

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