ドバイターフを制したアーモンドアイ(牝4、国枝)が今年の凱旋門賞の登録を見送ることになった。17日、シルクホースクラブのホームページで発表された。

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凱旋門賞断念発表の前日、エネイブル陣営がアーモンドアイに言及していた-。大衆紙サン電子版や「レーシングTV」など複数の英国メディアは16日、凱旋門賞3連覇を狙うエネイブル(牝5、J・ゴスデン、父ナサニエル)を管理するジョン・ゴスデン師のコメントを掲載している。

今後のエネイブルの予定については、始動戦の候補にコロネーションC(G1、芝2410メートル、5月31日=エプソム)、プリンスオブウェールズS(G1、芝1990メートル、6月19日=アスコット)の2つを挙げ、7月27日に行われる上半期の大一番、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2390メートル、アスコット)への参戦も検討している。

ゴスデン師は凱旋門賞のライバル候補としてアーモンドアイを認識しており、「(ドバイで生で見た)アーモンドアイはマグニフィセントだった(素晴らしかった)」と絶賛。一方で「あの馬場は速く走れる馬場だった」と話し、ドバイの馬場とは異なる欧州の馬場をポイントに挙げていた。

「私はすごくウェット(湿った)なロンシャンを希望しています。なぜならば、彼女(アーモンドアイ)は速い馬場ならうまくいくだろうけど、ソフトな馬場のときにどうなるかわからない」。

「スポーツとして、2頭の牝馬が対決することはファンタスティックです」とエネイブルとアーモンドアイの対戦への期待感を示しながら、10月6日の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、パリロンシャン)へ向け、「私は凱旋門賞がソフトな馬場で行われることを期待したい」と希望を語っていた。

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