<AJCC>◇20日=中山◇G2◇芝2200メートル◇4歳上◇出走11頭

単勝1・7倍の圧倒的1番人気だった菊花賞馬フィエールマン(牡4、手塚)は2着に敗れた。中団からレースを進め、直線の坂を上がってからシャケトラを猛追したが、頭差届かなかった。

ルメール騎手は「ふーっ」と大きな息を吐き、心を落ち着かせてから敗戦の弁。「しょうがないですね。勝ち馬の後ろで完璧なレースができていたが、みんなが伸びていた」と悔しさを押し殺すように話した。手塚師は「残念。(直線で)かぶされたところがあった。ただ、4角の手応えも劣っていたから」と首をひねった。予備登録済みのドバイ遠征を含め、今後は未定となった。

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