<カペラS>◇9日=中山◇G3◇ダート1200メートル◇3歳上◇出走16頭

1番人気のコパノキッキング(せん3、村山)がJRA重賞初挑戦で初制覇を果たした。

スタートで遅れたが、後方3番手から加速し、最後の直線で馬群の外からまとめて差し切った。勝ちタイムは1分10秒2。16年チャレンジC(マイネルハニー)以来のJRA重賞制覇となった初コンビの柴田大騎手は「ゲートで待たされて落ち着きすぎたので、そんなに良いスタートは切れなかった。前めで行きたかったが、後ろになったので腹をくくって乗った。すごい馬ですね。自分はまたがっていただけのような感じ。3歳で6勝目。まだまだ楽しみ」と絶賛した。マイルCS(ステルヴィオ)、ジャパンC(アーモンドアイ)、京阪杯(ダノンスマッシュ)、チャンピオンズC(ルヴァンスレーヴ)、中日新聞杯(ギベオン)など3歳馬のJRA古馬平地重賞勝利は今年9勝目。改めてこの世代の強さを示した。

次走は1月27日東京の根岸S(G3、ダート1400メートル)を目標にする。さらなる大舞台へ試金石の一戦となる。【三嶋毬里衣】

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