15日の愛チャンピオンSで2着に敗れたサクソンウォリアー(牡3、A・オブライエン、父ディープインパクト)は屈腱炎のため、引退が決まった。

管理したエイダン・オブライエン師はRTE(アイルランド放送協会)のインタビューで「彼は驚くべき馬でした。今年を迎えたとき、私は彼が3冠馬(英2000ギニー、英ダービー、英セントレジャー)になるチャンスのある馬だと思っていました」と3冠制覇を意識していたことを明かした。

サクソンウォリアーの戦績を振り返り、後悔の言葉も続いた。「2000ギニーを勝ったとき、ドナカ(騎手)はとても速い馬だという意見でしたが、私たちは英ダービーに向かいました。彼にはコースが合いませんでした。たぶん、私の失敗だったと思います。私は彼をマイル(の距離)で使い続ければよかったのかもしれません」。

そして、「聞いてください。引退はとても悲しいですが、彼と出会えたことを喜んでいますし、彼の産駒を楽しみに待ちたいと思います」と種牡馬としての今後に期待を寄せた。

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