凱旋門賞を史上最多7度制しているフランスの名調教師、アンドレ・ファーブル(73)が熱い視線を注いでいるのが、日曜小倉10Rで4着だったゴータイミング(牡3、松永幹)の全妹サヴァラン(牝2、A・ファーブル、父ディープインパクト)だ。

オーナーはキーファーズ(松島正昭代表)と吉田照哉氏。日本の社台ファームで生産された同馬は今月6日、ドーヴィル競馬場のデビュー戦でピエール・シャルル・ブドー騎手を背に快勝。母が10年の仏オークス馬サラフィナという良血馬で、欧州の競馬関係者の注目を集めている。

11日、英国の「アットザレーシズ」電子版は「ファーブルはサヴァランについて急がない」というタイトルの記事を掲載。ファーブル師のコメントを紹介している。

「彼女は美しいアクションと素敵な資質を持っている牝馬なので、私たちは彼女の将来に期待しています。軽い牝馬なのでレースを使い込みたくありません。素晴らしい3歳馬になる血統です。年内にもう一戦するかもしれませんし、おそらく、オマール賞(G3、芝1600メートル、9月8日=パリロンシャン)になると思いますが、もし、柔らかい馬場になったときは走らせたくありません」。

12年には同じディープインパクト産駒のビューティーパーラーが日本の桜花賞にあたるプールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー)を制している。来年の欧州牝馬クラシック候補の動向から目が離せない。