オーストラリアで武者修行中の富田暁騎手(22=木原)が17日、ワンガラッタ競馬場(ヴィクトリア州)でオーストラリア初騎乗初勝利の鮮烈デビューを果たした。

5Rのハンデキャップ戦(芝1300メートル、13頭立て)で1番人気のダーマサン(牝4、M・エラートン&S・ザーラ、父ファイティングサン)に騎乗。好位追走から直線で最内を突き、ゴール前で3頭横一線の争いを制した。

この日、2鞍目だった7R(芝1590メートル、12頭立て)は同じ厩舎のリップガール(牝5、父オーシャンパーク)に騎乗し、10着。

オーストラリアデビューを振り返った富田騎手は「まずは能力のある馬の騎乗依頼をくださったオーナーおよび調教師に感謝しています」とまずは感謝を述べた。

「日本の競馬とは異なるので、レース前に通訳の川上鉱介さんやレーシングヴィクトリアの騎手コーチであるアルフ・マシューズさんとレースや馬場の確認をしていました。オーストラリアでの競馬は初めてだったので正直不安は大きかったですが、いつもどおり騎乗しようと心掛けていたので平常心で臨むことができました。(初勝利について)勝つことができて素直にうれしいですし、馬の能力が引き出せたことが何よりも良かったです。あらためて、オーナーおよび調教に感謝しています」とコメントした。

同国の競馬メディア「レーシングコム」電子版は「日本のアプレンティス(見習い騎手)富田暁がパーフェクトなスタート」と初騎乗初勝利の快挙を伝え、そのプロフィルとともに今春の日本で旋風を巻き起こしたダミアン・レーン騎手と親交が深いことを紹介している。