データ

〈アイリッシュチャンピオンS〉

★日本の牝馬初の海外G1・2勝馬となるか
日本からはディアドラ(牝5、橋田)が参戦。国内では17年の秋華賞を含む重賞4勝を挙げており、昨年から海外のビッグレースに出走を続けている。香港C2着、ドバイターフ3&4着など着実に実績を積み重ね、前走の英G1ナッソーSでついに海外G1初制覇を成し遂げた。日本馬がアイルランドのG1に出走するのは初めてで、勝てば日本調教馬として史上6頭目、牝馬としては初の海外G1・2勝馬となる。

★英国&アイルランド勢が圧倒的有利
2003~2011年の間はアイルランド調教馬が9連勝し、12~15年は英国調教馬、16年にフランス調教馬が勝ったが、17、18年は再び英国調教馬と、英国&アイルランド勢が圧倒的な成績を残している。

★前走インターナショナルS組
過去10年で3着以内に入ったのべ30頭の臨戦過程をみると、インターナショナルSがもっとも多く、約4割にあたる13頭がステップにしている。今年は同レースを制したアイルランドのジャパン(牡3、A・オブライエン)が出走予定。なお、同年にインターナショナルSを勝った馬は過去10年で4頭参戦しているが、4戦2勝、2着2回と連対率100%を誇る。

★強い3歳勢
過去10年、年齢別の成績をみると3歳馬が6勝、5歳馬が3勝、4歳馬は1頭となっており、3歳馬が最も強い。今年はインターナショナルSの覇者ジャパンの他、ギョームドルナノ賞を制したイギリスのヘッドマン(牡、R・チャールトン)、英ダービー2着のマッドムーン(牡、K・プレンダガスト)などが出走予定だ。