ハーツ産駒の気の強さ/ダストアンドダイヤモンズ19

ダストアンドダイヤモンズの19

父ハーツクライ、牡、5月7日生まれ。馬体重485キロ。友道厩舎入厩予定。

母は米重賞2勝。近親には86年凱旋門賞などG1・4勝を挙げ、日本でも種牡馬生活を送ったダンシングブレーヴがいる。

ノーザンファーム空港の木村純一厩舎長「今、1ハロン15秒のところをやっています。来たときのイメージはすごくいい馬でどんどん調教をやれそうかなと思ったんですけど、じっくりやった方が良くなるなと感じたので、ペースを上げず運動量をこなして体力をつけています。動きに硬さが目立ったので、ペースを上げると硬さが残り、成長を阻害してしまうと思ったので、じっくりじっくりやってきました。その効果で良くなってきましたね。ストライドも伸びて、体の変化も出てきましたし、常歩から違いますね。気性は人を選んでいる目つきをしています。ハーツクライ産駒っぽい気の強さを見せますね。距離は最低でも千八、二千はほしい。菊花賞を目指したい馬ですね。北海道でゲート試験を受けるイメージです」

※取材は3月17日。