テクニカル6は「バージョンα」へとリニューアルしました。パターン別で軸馬と相手馬を推奨するニュースタイルをお楽しみください。コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【東京11R/キャピタルS】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は69+66+65=200。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ4~6位を中心に、コンピ4~14位へと手広く狙っていきたい。

コンピ4~6位の中から一番期待できそうなのは、コンピ4位(64)のタイムトゥヘヴン。母は桜花賞馬のキストゥヘヴンという良血馬。今年春にダービー卿CTで勝利してからは、重賞戦線で一定の存在感を見せている。前走の富士Sは7着に敗れたが、4カ月の休み明けだったことが大きく、この馬は使って良くなるタイプだ。今回騎乗するムルザバエフ騎手は、3年連続ドイツリーディングを獲得と、手綱さばきに期待したい。

続いてコンピ5位(60)のキングエルメスを推す。NHKマイルC以降は海外に果敢に挑戦するも、思うような結果を得られなかった。しかし今回は重賞ではなく、斤量も軽くなるので、海外での大敗は度外視で良い。またアーリントンCでは3着に入って、NHKマイルCは0.5秒差の6着と、マイルの方がやれそうなイメージ。国内復帰初戦になるが、名門の矢作厩舎ならまったく問題ないだろう。

最後はコンピ6位(55)のコマンドライン。東京芝1600メートルは2戦2勝で、コースの相性は抜群といって良い。母コンドコマンドがダートで勝っているため、前走は地方のJDDを使ったが途中で脱落。勝ち馬から7秒差の大敗なだけに、前走はかなりの適性外だったと見るべき。今回は得意の舞台でルメール騎手に手が戻ることを考えると、しっかりマークしておきたい。

馬連で(3)(14)(18)-(2)(3)(6)(7)(9)(11)(12)(14)(15)(17)(18)の27点。

馬連多点買いの当たる確率は5回に1回ほどですが、穴狙いなので高配当を期待できます。買い目点数が多いと感じる場合は、軸馬を1~2頭に絞ってお好みの点数に調整してください。