テクニカル6は「バージョンα」へとリニューアルしました。パターン別で軸馬と相手馬を推奨するニュースタイルをお楽しみください。コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【小倉11R/小倉大賞典】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は83+64+60=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ4~6位を中心に、コンピ4~14位へと手広く狙っていきたい。

コンピ4~6位の中から1番期待できそうなのは、コンピ4位(58)のバイオスパーク。4走前の函館記念で3着、2走前の福島記念では接戦をものにして勝利と、G3では上位レベルの馬。前走の金杯は0.9秒差の10着に敗れたが、これは苦手な急坂が敗因で参考外だ。平坦小回りの小倉競馬場に戻る今回はまさに狙い目で、前走の敗戦で人気を落として欲しいところ。安定した先行力も魅力で、早め先頭から押し切るシーンを期待したい。

続いてコンピ5位(57)ヴァンケドミンゴを推す。4走前の七夕賞は3着、2走前の福島記念ではクビ差2着といつ重賞勝ってもおかしくない馬。また前走の中山金杯では11着に敗れていて、前項で推奨したバイオスパークと似たような戦績だ。この馬は福島競馬場で4勝と良績が集中していて、似た形状の小倉競馬場は味方になるだろう。距離も1800メートルがベストで、今回は好走条件がそろった印象だ。

最後はコンピ6位(56)のカデナ。昨年の小倉大賞典の勝ち馬。上がり最速の脚を使って追い込み、あっさり突き抜けた。上がり3ハロンのタイムは2位に0.7秒の大差を付けていて、末脚のポテンシャルは相当だ。明け7歳とすでに高齢ではあるが、3走前の毎日王冠ではサリオスの4着とまだまだ侮れない走りをしている。ハマれば一発があるタイプだけに、ここはリピートを警戒しておきたい。

馬連で(1)(2)(9)-(1)(2)(3)(4)(5)(8)(9)(10)(12)(13)(16)の27点。

馬連多点買いの当たる確率は5回に1回ほどですが、穴狙いなので高配当を期待できます。買い目点数が多いと感じる場合は、軸馬を1~2頭に絞ってお好みの点数に調整してください。