テクニカル6は「バージョンα」へとリニューアルしました。パターン別で軸馬と相手馬を推奨するニュースタイルをお楽しみください。コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山10R/セプテンバーS】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は70+65+63=198。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ4~6位を中心に、コンピ4~14位へと手広く狙っていきたい。

コンピ4~6位の中から1番期待できそうなのは、コンピ4位(62)のフレッチア。NHKマイルCと香港マイルを制したアドマイヤマーズの兄という良血。この馬自身も3勝クラスまでどんどん出世したが、4歳時のけがからやや順調さを欠いた印象だ。近走は15,7,4,9着と、全盛期に比べるとパッとしない成績に甘んじているが、着差を見ると大きくは負けていない。得意の中山で復活の走りを期待したい。

続いてコンピ5位(58)ルガールカルムを推す。この馬も近走8,4,12,11着と字面的にはイマイチだが、1着馬との差はそれほど大きくない。とくに前走のしらかばSは、メンバー中最速の上がりで33秒5をマーク。札幌の芝としては破格の時計で、ポテンシャルが高くないとこのタイムでは走れないと評価する。差し届かないチグハグな競馬が続いてるが、歯車がかみ合えば突き抜ける力はある。

最後はコンピ6位(56)のペイシャドリーム。前走は新潟千直で痛恨の2番枠に入りながら、上がり3位の脚を使って6着と善戦。昇級初戦だったが、スピード能力はこのクラスでも通用するめどが立ったとみる。また的場勇人騎手とコンビを組んでから、13戦して馬券圏内が9度ととにかく相性が良い。当該コースは過去に0.2秒差の2着だった実績もあり、好走する舞台は整ったようだ。

今回は馬連で(2)(4)(6)-(1)(2)(4)(5)(6)(9)(11)(12)(13)(14)(16)の27点。

馬連多点買いの当たる確率は5回に1回ほどですが、穴狙いなので高配当を期待できます。買い目点数が多いと感じる場合は、軸馬を1~2頭に絞ってお好みの点数に調整してください。