コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山10R/セプテンバーS】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は73+70+64=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(54)のハーグリーブス。中山芝1200メートルは3走前の袖ケ浦特別で、7番人気の低評価を覆して勝利。3コーナーからマクるように進出して、4コーナーでも外に膨れるロスがありながら、上がり2位の末脚は見事だった。また2着馬のシセイヒテンに目標にされながら、最後まで抜かせなかった勝負根性も高く評価したい。3勝クラスに昇級しても善戦していて、今回も上位争いは間違いないだろう。

続いてコンピ7位(53)オデュッセウスを推す。先月、英国G1のナッソーステークス制覇という偉業を成し遂げたディアドラの半兄。こちらは現在3勝クラスとくすぶっているが、それでもレースごとに能力の片りんを見せている。前走の彦根Sは勝ち馬が次走でCBC賞を勝利するレッドアンシェルで、流れもこの馬に向かなかった。1秒差の7着に敗れはしたが、まったくの参考外だ。手の合う野中悠太郎騎手に戻るので、ここは巻き返しに期待。

最後はコンピ8位(52)のショウナンアエラ。当該コースはこれまで13戦して、1着2回、2着3回、3着3回と複勝率は60%を超える成績だ。また馬券圏外でも4着が2回あり、まさに中山芝1200メートル専用機と言えるだろう。3勝クラスに昇級してからは、3走前の船橋Sで0.2秒差の3着がある。ここ2戦は福島、小倉と平坦コースで結果を残せなかったが、得意の舞台に戻るので確実にマークしておきたい。

今回は(10)(15)(16)の単勝を狙う。馬連なら(6)-(10)(15)(16)の3点。