コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神12R/1勝クラス】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は78+63+62=203。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(57)のラタンドレス。前走はダート1700メートルを走って2.8秒差の13着に惨敗。2走前にダート1400メートルで2着しているように、古馬になってからはダートの短距離戦が合っている印象だ。前走の惨敗は距離が長かったためで、参考外で良いだろう。当該コースは上がり最速の脚を使って、2着に食い込んだ実績のあるコース。前走の大敗でマークが甘そうな今回は、絶好の狙い目だ。

続いてコンピ7位(55)ウォークザラインを推す。芝での活躍馬が多いハービンジャー産駒だけに芝の新馬戦でデビューしたが、鳴かず飛ばずでダートに路線変更。そこから2着、1着と未勝利をあっさり勝ち上がって、資質を一気に開花させた。当該クラスに昇級した初戦は0.4秒差の5着に好走も、続く前走は水の浮く超不良馬場で10着と不本意なレースだった。ここは前走のリベンジを期待したい。

最後はコンピ8位(51)のモルトグランデ。ダートオープンの名鉄杯とブラジルカップを制したラインルーフの半弟だ。ハマった時の末脚は強烈で、未勝利を勝ち上がったレースは後方3番手から、直線だけで13頭をごぼう抜き。兄同様、高いポテンシャルを兼ね備えている。今回はその未勝利勝ちの際にコンビを組んでいた藤岡康太騎手に手が戻って、舞台も同じ阪神ダート1400メートル。一発ありとみて推奨する。

今回は(4)(6)(9)の単勝を狙う。馬連なら(1)-(4)(6)(9)の3点。