コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【中山12R/利根川特別】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は82+67+60=209。一覧表から波乱傾向はパターン2。このパターンはコンピ指数上位がそこそこ人気を集めるが、実際は下位の台頭が多発し、波乱の結果になることが多い。狙うポイントはコンピ7~10位あたり。

コンピ7~10位の中から1番期待できそうなのは、コンピ10位(49)のカフェアトラスだ。中山ダート1800メートルはこれまで7戦して4,3,2,1,1,5,10着と、ここはバツグンに適性の高い舞台だ。掲示板を外したのは10着に敗れた前走のみだが、スタート後につまずくような感じでダッシュがつかず、後方からの競馬で自分のリズム走れなかった。好スタートからスムーズに運べれば、このクラスでも十分通用するはずだ。

次はコンピ8位(51)のシベリウスを推す。平地で頭打ちになったと判断されてか、今年の1月に障害競走を使った馬。しかし平地競走に戻ったここ2戦は、別馬のような活躍を見せている。2走前のレースでは、直線で馬群を縫うように脚を伸ばして0.4秒差の4着。そして前走は、直線外から一気の脚を使って0.5秒差の4着。どちらも上がり最速をマークしていて、あとは仕掛けのタイミングひとつだろう。

最後はコンピ9位(49)レピアーウィット。2013年の朝日杯FSを制したアジアエクスプレスの全弟。デビューから3戦は芝を使って勝ち切れなかったが、ダートにおろすとイキナリ2連勝で、ポテンシャルの高さを見せつけた。1000万条件に昇級してからは、やや足踏み状態が続いているが、今回は初の右回りコース。さらに初コンビの石川裕紀人騎手と、相乗効果で一変の走りを期待したい。

今回は(8)(13)(14)の単勝を狙う。馬連なら(12)-(8)(13)(14)の3点。