コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【阪神11R/仁川S】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+70+61=207。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から1番期待できそうなのは、コンピ6位(56)のホーリーブレイズ。前走のポルックスSは、圧倒的1番人気のテーオーエナジーに続いて2着。楽に逃げた勝ち馬とは0.7秒の着差が付いたが、4コーナーでは大きく外を回らされるロスが痛かった。もう少しタイトに回れていたら、もっと差のない競馬になっていたはずだ。前走の大きな着差で人気評価は低めだが、相手関係を考えるとここは勝ち負けだろう。

続いてコンピ7位(53)のオールマンリバーを推す。近走は3戦連続8着と物足りない成績だが、4走前のアハルテケSでは0.4秒差の3着に好走している。すでに7歳と高齢だが、まだまだ上位食い込む能力を維持していると評価。今回はこれまで12戦コンビを組んで、3着以内が9回、複勝率75%の武豊騎手に手が戻る。直線一気の豪快な追い込みを期待したい。

最後はコンピ8位(52)のオルナ。阪神ダート2000メートルはこれまで3戦して2,1,15着と、まずまずの成績。好走と凡走を繰り返すムラのある成績だが、これは逃げ馬の宿命で気にする必要はないだろう。また今回は同枠のキクノルアも逃げタイプだが、ここは恐らく当馬がハナを主張するはず。ノーマークで逃げることができれば、十分チャンスはあるだろう。

今回は(2)(3)(8)の単勝を狙う。馬連なら(1)-(2)(3)(8)の3点。