コンピ指数を独自の目線で分析、レースを6分類して、レースの傾向からそれに合わせたコンピ馬券術を公開しています。

【京都11R/京都牝馬S】

このレースのコンピ指数順位1~3位の指数合計は76+63+62=201。一覧表から波乱傾向はパターン1。このパターンはコンピ指数上位が弱く、1~6位くらいまでが横並びの人気となる事が多い。データが示す通り、このパターンの場合は配当的に妙味のあるコンピ6~8位あたりが狙い目となる。

コンピ6~8位の中から一番期待できそうなのは、コンピ6位(58)のリバティハイツ。前走のターコイズSは、ゴール直前でミスパンテールに差されて0.1秒差の2着。早めに抜け出した分、勝ち馬の目標になってしまった形だ。またインから抜け出したミスパンテールに対して、当馬は4コーナーで外から押して上がるタイトな競馬。前評判の差ほど、2頭の能力に違いはないはずだ。ここは前走の巻き返しになるだろう。

続いてコンピ7位(57)のアルーシャを推す。母はアメリカのG1を勝利している良血で、3連勝で一気にオープンまで勝ち上がってきた馬。前走のユートピアSでは、直線で追い出すタイミングを少し待たされる中、抜け出して最後はきっちり押し切った。着差以上に強い競馬だったと、高く評価したい。今回も鞍上はルメール騎手と盤石の体制で、4連勝も十分狙えるだろう。

最後はコンピ8位(51)のリナーテ。当馬も前走はリバティハイツと同じターコイズSで、0.3秒差の7着だった。勝ったミスパンテールの真後ろの位置取りになり、直線ではやや前が詰まって伸びきれなかった印象だ。そこで今回は、今年に入って絶好調の武豊騎手にスイッチ。不完全燃焼だった前走が、力負けでなかったことを名手が証明してくれるはずだ。

今回は(4)(12)(15)の単勝を狙う。馬連なら(14)-(4)(12)(15)の3点。