頑張れ南関勢!!注目の姫路&佐賀重賞

今日の2重賞はどちらも全国交流。姫路の兵庫ウインターCには浦和からトーセンレビュー、ブルーウィザードの2頭が向かった。南関東からはほかに川崎のサンキューも遠征。強力な地元勢相手にA2の3頭がどう挑むか。注目したい。

佐賀のたんぽぽ賞には浦和から鹿児島産のミスターウラノフが遠征。同舞台で行われたトライアルの前走に続いて九州産限定の3歳戦に矛先を向けた。そのトライアルは2鞍あり、いずれも中央未勝利との交流。本番は中央1勝クラス以下との交流で、地方馬だけがオープンという条件。3勝を挙げた中央馬、熊本産のヨカヨカには出走資格がない。阪神JFにまで駒を進めたヨカヨカの3勝目、8月小倉のひまわり賞は九州産限定の2歳戦。そこで6、7着だった中央馬のアイアンムスメとイロエンピツが、たんぽぽ賞トライアルでそれぞれ初勝利を挙げた。前者が勝ったミヤマキリシマ特別の2着がミスターウラノフ。前年度の同特別で3着だった大井のツルオカシュネルの半弟にあたる。

昨年は川崎から遠征した宮崎産のトキノノゾミが制覇。南関東勢のたんぽぽ賞連覇なるか。九州産馬の祭典にも注目だ。【牛山基康】